法人理念

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高齢者、子供、障害を持つ人、すべての人が安心して暮らすことのできる地域福祉の提供
・ノーマライゼーションを実現するという原点に基づいた支援提供
・「共に笑い」「共に感じ」「共に活動する」温かい家族になるような場の提供
・今を生きることを共に実現しあい、個々の自己実現のためニーズに合わせた支援提供

ノーマライゼーションとは
ノーマライゼーション(normalization)は1960年代に北欧諸国から始まった社会福祉をめぐる社会理念の一つ。障害者と健常者とは、お互いが特別に区別されることなく、社会生活を共にするのが正常なことであり、本来の望ましい姿であるとする考え方。またそれに向けた運動や施策なども含まれる。

理事長メッセージ




 さん・さんガーデンは、平成14年11月にNPO法人としての活動を開始して以来、「家族のような気持ちで支えあい助け合う」をモットーに、高齢者も子どもも障がいを持つ人もすべての人が安心して暮らすことのできる地域福祉社会を作り、ノーマライゼーションを実現するため、「共に笑い」「共に感じ」「共に活動する」場を提供しております。

 しかし、設立当初から大きな社会問題であった少子高齢化は、予想をはるかに凌ぐスピードで進んでおります。当時の予測では、平成37年に高齢化率が25%を超えるとされていましたが、現在の予測では、愛知県において、平成27年には24%になるとされております。この急激な社会構造の変化によって、個人と社会との関係の希薄化、家族間での関係の希薄化が進み、老老介護、児童虐待、ネグレクト、犯罪の低年齢化などのさまざまな問題に悪影響を及ぼしております。そのため、地域社会において私どもが果たすべき役割も、これまで以上に大きなものとなっております。

 将来に対する不安感が高まる中で、ノーマライゼーションを実現するためには、社会的信用の大きい社会福祉法人であることが望ましいのは間違いありません。社会福祉法人は、規制・監督と支援・助成が一体的に行われ、安定的に事業の実施を確保する仕組みが制度化されております。私どもは、社会福祉法人の設立により、事業運営の健全性、透明性、公益性を高めることで、人材の育成、設備の充実、サービスの質の向上を図り、もって地域の皆様に施設を安心てご利用いただけるようにしたいと考えております。


                        NPO法人ふれあいサロンさん・さんガーデン
                                  代表理事 井浪典子
                                  (社会福祉法人 理事長)